Excel業務を大幅に改善させるツール、xoBlos(ゾブロス)

集計から仕訳自動作成まで、会計の自動化をお手伝い。

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xoBlos(ゾブロス)を自分で作ってみる【CSVファイルから抽出】

   

CSVから抽出データを作成する

今回はCSVファイルからデータ抽出をしてみます。都道府県別総人口データ(CSVデータ)から、xoBlos(ゾブロス)でデータ部分を抽出してみましょう。「Excel表から抽出」手順では、直接CSVファイルからXMLへ変換する手順の他に、Excelファイル(ブック)と同じように、CSVファイルを指定することができます。その場合は制御ファイルが必要となります。

クライアントの [2.入力設定] には、[a. ファイル名] に入力CSVファイルのパス名、[b. シート名]?1 を指定します。CSVファイルにはシートがないため、第1シート扱いとして指定しています。

 

都道府県別総人口データ(CSVデータ)

出典:都道府県・市区町村のすがた(社会・人口統計体系)
https://www.e-stat.go.jp/regional-statistics/ssdsview

Excelで開いた場合

メモ帳で開いた場合(データ部分)

“調査年 コード”,”調査年”,”地域 コード”,”地域”,”/項目”,”A1101_総人口【人】”,”注釈”
“2019100000”,”2019年度”,”00000″,”全国”,””,”126,167,000″,””
“2019100000”,”2019年度”,”01000″,”北海道”,””,”5,250,000″,””
“2019100000”,”2019年度”,”02000″,”青森県”,””,”1,246,000″,””
“2019100000”,”2019年度”,”03000″,”岩手県”,””,”1,227,000″,””
“2019100000”,”2019年度”,”04000″,”宮城県”,””,”2,306,000″,””
“2019100000”,”2019年度”,”05000″,”秋田県”,””,”966,000″,””
“2019100000”,”2019年度”,”06000″,”山形県”,””,”1,078,000″,””
“2019100000”,”2019年度”,”07000″,”福島県”,””,”1,846,000″,””
“2019100000”,”2019年度”,”08000″,”茨城県”,””,”2,860,000″,””
“2019100000”,”2019年度”,”09000″,”栃木県”,””,”1,934,000″,””
“2019100000”,”2019年度”,”10000″,”群馬県”,””,”1,942,000″,””
“2019100000”,”2019年度”,”11000″,”埼玉県”,””,”7,350,000″,””
(略)

「Excel表から抽出」手順でCSVファイルから抽出する場合、「地域コード」項目の前「ゼロ」は、Excelで開いたときの表示のまま(頭ゼロが無い状態)でデータが抽出されます。また、数字区切り用のカンマは取られて抽出されます。「総人口」の区切り用カンマはない状態で抽出されます。

xoBlos(ゾブロス)抽出制御シート

「前ゼロ付加桁数」キーワードで「5」桁を指定することにより、前ゼロも抽出しています。

 

実行後の抽出データ(XMLデータ)

前記出典の e-Stat 社会・人口統計体系のダウンロードデータをもとに、xoBlos(ゾブロス)でデータ抽出した結果です(e-Stat の利用規約に準じています)。

 

まとめ

いかがでしたか?抽出にもいろんな方法がありますね。次回以降も別の方法をお伝えしていきます。

 

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